夏が近付くと庭が雑草だらけになる、抜いても抜いても出てくる。こういった悩みをお持ちの方は多いですね。
ではこの雑草との戦いに勝利するためにできることとは何でしょうか。
まずは敵を知るところから始めましょう。
雑草について知ろう
雑草とは何でしょうか。
簡単に言うと、見る側からみて不要で、キレイでない、しかも繁殖力おう盛な植物です。
雑草にも一年生と多年生があり、ざっくり言うと一年生は主にタネで、多年生は主に地下茎が伸びることによって繁殖します。例えばスギナやクローバー、ドクダミなどは地下でつながっているので、地上部を引っ張ってもブチッと切れてきれいに抜けません。
ではどうすれば雑草の繁殖を抑制できるのでしょうか。
繁殖方法に応じた対策をする
一年生植物は種による繁殖なので、植物が育って花をつけるまで放置しないことが大切です。もし花がついたなら、花の部分だけでもむしり取ってください。
多年生植物は地下茎があるので、根絶やしにしようとするには地下茎を全部掘り起こす必要があります。ただし、これは大変な作業となります。
もう少し省エネで対策できないでしょうか。多年生植物は光合成で得た栄養を地下茎に溜め込むので、まずは光合成ができないように地上部だけ鎌で刈り取ることを繰り返すと弱っていき、そのうち生えてこなくなります。
でも、もっと管理を楽にするにはどうすればいいでしょうか。
様々な方法がありますが、今回は持続的でリーズナブルな2つの雑草対策を提案します。
持続的でリーズナブルな雑草対策
1.雑草よりも強い植物を植える
地面全体を覆い尽くす、雑草よりも繁殖力が強い植物を植えることができます。
最近特に注目されているのはクラピア(イワダレソウ)です。1平米あたり4株植えれば1シーズンで全面が緑になります。踏圧にも強く、どんな土でも育ちます。
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2.防草シートを敷く
雑草は光さえあれば他の条件(水、温度、土壌)があまりよくなくても生育します。それでシートを敷くことで光をシャットアウトし、根絶やしにすることができます。
ただし、ホームセンターで安く売られている防草シートは、強い雑草だと簡単に突き破ってしまいます。また、太陽の紫外線ですぐに劣化してしまうので、質の高い防草シートを選択する必要があります。
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植木屋さんに相談しよう
最初にコストがかかるものの、その後ほとんどメンテナンスを必要としない、防草シート施工+砂利敷または人工芝という雑草対策がブームになっています。できるだけメンテナンスフリーにしたい方は植木屋さんに相談してみましょう。