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2023.05.02 園芸Q&A

草むしりが大変なんだけど、除草剤って安全安心?それとも危険?

春を過ぎると庭の草がむしってもむしってもきりなく茂ってくるので、除草剤の使用を検討したことがあるかもしれません。
今回は除草剤は本当に安心なのかについて、またお庭で使える主に二種類の除草剤を紹介します。

除草剤は本当に安心なのか

結論から言うと、使い方を間違えなければ、リスクなく便利に除草剤を使うことができます。
多くの植木屋さんもしばしば、除草剤を活用することで草むしりにかかる無駄な費用を抑える提案をしています。
最近は特に人間や動物に薬害を起こしにくい種類の除草剤が増えています。
毒物劇物扱いのものでなく、普通物で、人にも害を及ぼす毒によって枯らすのではなく、植物の生理を阻害して枯らしてくれます。
つまり、植物にしか影響を及ぼしにくいように作られているわけです。
さらに、まかれた除草剤が土の中でいつまでも残り続けないように工夫されています。
水や空気、光、微生物などによって分解され、無くなるようにできています。
一度除草剤をまいた場所には永遠に草が生えてこない死んだ土地になることはありません。
ただし、自宅でペットを飼っている場合は避けた方が良い除草剤成分があります。
その点についてはこちらを参照してください。

ではこれから除草剤の紹介をしていきましょう。

使い方さえ間違わなければリスクなく除草剤を使えます

除草剤の種類

1.選択性除草剤

選択性除草剤は除草剤の効果が全ての草に及ぶのではなく、特定のものには除草効果が無いという種類のものです。
例えば、芝生用の除草剤があります。
芝生にまくと雑草だけが枯れるとても便利な除草剤です。
具体的な商品紹介は下記記事をご覧ください。

芝生を張ろう② 芝生の雑草対策

2. 非選択性除草剤

非選択性除草剤は除草剤の効果が選択的にではなく、すべての草に及びます。
ただし、クズやスギナ、ササなど非選択制の除草剤でもなかなか効果が出にくい種類の草本類もあり、そうした植物には専用の強力な除草剤が必要になる場合があります。
また、同じ非選択性除草剤でも茎葉処理タイプと浸透移行タイプがあり、まく場所や目的により使い分けます。

①茎葉処理タイプ

茎葉処理除草剤と言われ、散布薬が茎または葉にかかった個体のみ枯れるものです。
一般的に液体で販売されています。
それで、もともと何も生えていない場所に予防的に使用することはできません。
散布時にほとんど除草剤がかからなかった草やこれから生えてくるものについては効果がないため、こまめな散布が必要になります。
ただし下記に紹介するラウンドアップは、土に落ちた液体も除草効果が期待できるようにアップグレードされています。

日産化学 除草剤 ラウンドアップマックスロード 500ml

水で希釈するのが面倒な方はこちら

日産化学 除草剤 ラウンドアップマックスロードALIII 4.5L そのまま使える速効・持続タイプ

②浸透移行タイプ

浸透移行除草剤と言われ、散布された粒剤が土に溶け、根がそれを吸収することで植物に行き渡り、生理障害をおこして枯れます。
こちらの場合、草がほとんど生えていない土地にまいても、一定期間雑草を予防することができます。
一般的には粒剤ですが、最近は散布しやすい液体シャワータイプも販売されています。

レインボー薬品 除草剤 ネコソギトップW粒剤 3kg

粒状を散布するのが面倒という方には、下記シャワータイプがお勧め

レインボー薬品 除草剤 ネコソギ ロングシャワーV9 4L

まとめ

除草剤は上手に使えばとても便利です。
残効性も毒性も抑えられているので過度に不安になる必要はありません。
使用する場合は説明書をよく読み、用法や容量を守って散布しましょう。

 

 

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