
「自分で庭木の手入れをしてみたいけれど、どんな道具を買えばいいの?」
「ホームセンターで安い剪定ばさみを買ったけれど、切りにくくて手が疲れる……」
庭木の手入れを始めようとすると、道具選びで迷いますよね。
実は、家庭の庭木を手入れするために、いきなり何万円もする高級な職人道具を揃える必要はありません。
一方で、あまりに安い道具を選んでしまうと、切れ味が悪かったり、手が疲れたり、すぐに買い替えることになったりすることもあります。
そこで今回は、横浜・藤沢で庭木の剪定や造園を行っている梶山庭苑が、家庭の庭木の手入れにおすすめしたい、コストパフォーマンスの良い剪定道具をご紹介します。
「まず何を買えばいい?」
「剪定ばさみと植木ばさみは何が違う?」
「太い枝はどうやって切ればいい?」
そんな疑問も、この記事を読めば分かるようにまとめました。
まず結論!初心者が最初に揃えるならこの3つ
庭木の手入れを始めるために、最初から7種類すべてを購入する必要はありません。
家庭のお庭なら、まずは次の3つがおすすめです。
① 植木ばさみ
細い枝や葉を整えたり、込み入った枝を切ったりする基本の道具です。
② 剪定用のこぎり
剪定ばさみでは切りにくい太い枝を切るために使います。
③ 刃物用のオイル・ヤニ取りなどのメンテナンス用品
道具を長く使うためには、購入後のお手入れも大切です。
実は、初心者の方は「太い枝=剪定ばさみで無理に切る」のがおすすめできません。
剪定ばさみは便利ですが、太い枝を何本も切ろうとすると、それなりの握力が必要になります。
無理に力を入れて使うより、ある程度太い枝は剪定のこぎりで切ったほうが、手への負担を抑えやすくなります。
庭木の剪定道具は「安ければいい」わけではありません
ホームセンターには、非常に安い剪定ばさみや刈込ばさみもたくさん並んでいます。
もちろん、安い道具がすべて悪いわけではありません。
しかし、庭木の手入れを何度もするのであれば、価格だけで選ぶのはおすすめしません。
道具を選ぶときに見てほしいのは、
- 切れ味
- 手への負担
- 持ちやすさ
- 耐久性
- 替刃や替部品の有無
- お手入れのしやすさ
です。
数千円高くても、長く使える道具なら結果的に買い替え回数が減り、コストパフォーマンスが良くなることがあります。
1.岡恒「剪定鋏」|プロにも愛用者が多い定番品
剪定ばさみの定番としてまず名前が挙がるのが、岡恒です。
岡恒は植木屋や造園業界でも長く使われているメーカーで、当社でもコストパフォーマンスの良い道具としておすすめしています。
特に200mmクラスの剪定鋏は、家庭の庭木を手入れする際にも使いやすいサイズです。
岡恒のおすすめポイント
- 切れ味が良い
- 丈夫で長く使いやすい
- 替え部品が手に入りやすい
- プロにも愛用者が多い
- 高級職人品と比較すると購入しやすい価格帯
ただし、ここで一つ注意があります。
剪定ばさみは、誰にでもおすすめできる道具ではありません。
剪定ばさみは、植木ばさみより太い枝を切るための道具なので、それなりに握る力が必要です。
特に庭木の手入れに慣れていない方が太い枝を何本も切る場合は、手に負担がかかることがあります。
「とにかく太い枝まで全部これで切ろう」と考えるのではなく、太い枝はのこぎりを使い分けるのがおすすめです。
2.アルス「ミニチョキ」|軽くて扱いやすい剪定ばさみ
「重たい道具は苦手」
「できるだけ軽いものを使いたい」
という方には、アルスの小型剪定ばさみも候補になります。
小型で扱いやすいタイプなので、細い枝の剪定や細かな庭木の手入れに向いています。
特に、
- 庭木を少しだけ整えたい
- 細い枝を中心に切りたい
- 長時間の作業で手への負担を減らしたい
という方には使いやすい道具です。
剪定道具は「プロが使っているか」だけでなく、自分の手の大きさや握力に合っているかも非常に重要です。

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3.シルキー「ゴムボーイ」|太い枝には剪定のこぎり
太い枝を切るなら、剪定ばさみで無理をするより、剪定のこぎりを使いましょう。
そこでおすすめなのが、シルキーの「ゴムボーイ」です。
折りたたんで収納できるタイプで、庭木の剪定用として使いやすい人気ののこぎりです。
公式製品でも210mmなど複数サイズが用意されており、替刃も販売されています。
ゴムボーイのおすすめポイント
- 太い枝を切りやすい
- 折りたためるので収納しやすい
- 替刃式で長く使える
- グリップが握りやすい
- 剪定用として使いやすい
家庭のお庭なら、まずは210mm程度のタイプから検討するとよいでしょう。
「剪定ばさみでは切れないけれど、チェーンソーを使うほどではない」
そんな枝に活躍します。

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4.岡恒「刈込鋏 55型」|生垣をきれいに整えるなら
生垣の手入れをするなら、刈込ばさみも必要になります。
代表的なのが岡恒の刈込鋏です。
生垣をきれいに揃える場合、刃の長さや柄の長さによって使いやすさが変わります。
小さな生垣なら短めのタイプ、大きな生垣なら標準タイプなど、庭の大きさに合わせて選ぶことが大切です。
刈込ばさみ選びのポイント
「とにかく刃が長いもの」を選べばいいわけではありません。
自分のお庭の大きさや、自分の身長・腕の長さに合ったものを選びましょう。
特に初心者の方は、長すぎる刈込ばさみを選ぶと取り回しに苦労することがあります。

5.アルス「芽切鋏」|細かい作業に便利
庭木の中に入り込んだ細い枝を切ったり、花木の細かな手入れをしたりする場合には、芽切鋏のような細身のはさみが便利です。
一般的な剪定ばさみより刃先が細いため、枝が込み入った場所にも刃を入れやすくなります。
ただし、これも「庭木を何でも切るための万能ばさみ」ではありません。
道具は用途によって使い分けることが、きれいに仕上げるコツです。

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6.刃物用ヤニ取り|剪定道具を長持ちさせるなら必須
剪定作業をしていると、刃に樹液や木のカスが付着します。
そのまま放置すると、刃の動きが悪くなったり、汚れが固まったりすることがあります。
そこで便利なのが、刃物用のヤニ取りクリーナーです。
特に松など樹液の多い樹木を剪定した後には、刃をきれいにしておくと道具を管理しやすくなります。
高価な剪定ばさみを買うことだけが「良い道具選び」ではありません。
購入した道具を長く使うためのメンテナンス用品まで揃えることも大切です。

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7.剪定鋏サック|腰に道具を収納すると作業が楽になる
剪定ばさみを使ったり、のこぎりを使ったりする庭仕事では、道具を安全に収納できるサックがあると便利です。
使わないときにポケットへ入れたり、地面に置いたりするのはおすすめできません。
腰に装着できるサックがあれば、
「使う」
↓
「サックに戻す」
↓
「次の枝を切る」
という動作がしやすくなります。
道具を安全に扱うためにも、収納場所を決めておきましょう。

Amazon 高儀(Takagi) 菊堂 剪定鋏ケース
【初心者向け】結局どの道具を買えばいい?
ここまで7種類紹介しましたが、全部揃える必要はありません。
庭の状態別に考えてみましょう。
細い枝を少し切りたい
→ 植木ばさみ・小型剪定ばさみ
1~2cm程度の枝を切りたい
→ 剪定ばさみ
それより太い枝を切りたい
→ 剪定のこぎり
生垣をきれいに整えたい
→ 刈込ばさみ
枝が込み入った場所を細かく整えたい
→ 芽切鋏
つまり、初心者の方が最初に買うなら、
「はさみ+剪定のこぎり」
の2種類から始めても十分です。
剪定道具を長持ちさせる簡単なお手入れ方法
せっかく良い道具を購入しても、使ったまま放置してはいけません。
剪定作業が終わったら、簡単なお手入れをしておきましょう。
STEP1 汚れやヤニを落とす
刃に付いた木くずや樹液を布などで拭き取ります。
ヤニが固まっている場合は、刃物用のヤニ取りクリーナーなどを使うと便利です。
STEP2 水分を残さない
濡れたまま保管すると、サビの原因になります。
最後に乾いた布でしっかり水分を拭き取りましょう。
STEP3 オイルを薄く塗る
最後に刃物用オイルなどを薄く塗っておくと、保管時のサビ対策になります。
特に長期間使わない場合は、きちんと手入れしてから保管しましょう。
プロが教える「道具選び」より大切なこと
庭木の手入れでは、道具以上に大切なことがあります。
それは、「どの枝を切るか」です。
同じ庭木でも、
- 枯れ枝
- 内側へ向かって伸びる枝
- 交差している枝
- 混み合っている枝
- 電線や建物に近い枝
など、切るべき枝はそれぞれ違います。
また、樹木の種類によって適した剪定時期や切り方も変わります。
「切れる道具を買ったから、好きなところを切ればいい」
というわけではありません。
庭木をきれいに維持するためには、樹木の性質を考えながら剪定することが大切です。
こんな剪定は自分で無理をしないでください
家庭でできる庭木の手入れもありますが、次のような作業は無理をしないことをおすすめします。
高い木の剪定
脚立に乗って無理な姿勢で枝を切るのは危険です。
電線の近くにある枝
感電など重大な事故につながる可能性があります。
太い幹や大きな枝の伐採
切った枝が落下する方向を誤ると、建物や車などを傷つける可能性があります。
道路や隣家にはみ出している木
周囲への安全にも配慮する必要があります。
大きくなりすぎた庭木
自分で少しずつ切るつもりでも、剪定方法を間違えると樹形を大きく崩してしまうことがあります。
「ちょっと難しいかな?」
と思った段階で、プロに相談するのも一つの方法です。
自分でできるところは自分で。危険な作業はプロに。
庭木の手入れは、すべてを業者に頼む必要はありません。
日頃の簡単な枝整理や草取りなど、自分でできるところは自分で行う。
一方で、
「高い木だけお願いしたい」
「大きな枝だけ切ってほしい」
「生垣が伸びすぎて自分ではきれいにできない」
「庭木が大きくなりすぎて、どう剪定したらいいか分からない」
という場合は、プロに任せる。
そんな使い分けがおすすめです。
横浜・藤沢で庭木の剪定なら梶山庭苑へ
梶山庭苑では、横浜・藤沢を中心に、庭木の剪定・刈込・伐採など、お庭のお手入れを承っています。
「庭木1本だけお願いしたい」
「生垣だけ刈り込んでほしい」
「高い木なので自分では危ない」
「庭木が大きくなりすぎて困っている」
といったご相談もお気軽にお問い合わせください。
自分でできる庭仕事と、プロに任せたほうがよい作業を一緒に考えることもできます。
梶山庭苑では、剪定・刈込について無料の現地調査・見積りにも対応しています。
「これくらいの作業でも頼んでいいのかな?」
という場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
お庭の状態を確認したうえで、必要な作業をご提案します。
庭木の剪定・刈込・伐採でお困りなら
横浜・藤沢のお庭のお手入れは、梶山庭苑にご相談ください。
現地調査・お見積り無料。
庭木1本からでもお気軽にお問い合わせください。
まとめ
庭木の手入れに使う道具は、必ずしも高級品を揃える必要はありません。
大切なのは、安さだけで選ぶのではなく、
- 自分の庭に合っているか
- 自分の力で無理なく使えるか
- 用途に合った道具か
- 長く使えるか
- メンテナンスしやすいか
という点を見ることです。
特に初心者の方なら、最初からたくさん買う必要はありません。
まずは使いやすいはさみと剪定のこぎりを揃える。
そして、太い枝や高い木など、危険を感じる作業は無理をせずプロに任せる。
これが、安全に庭木の手入れを続けるためのポイントです。
「自分でできるところは自分で」
「難しいところはプロに」
上手に道具と業者を使い分けて、きれいなお庭を維持していきましょう。
お問い合わせはこちら
庭木の剪定・草刈り・雑草対策・伐採・造園工事など、お庭のことならお気軽にご相談ください。

























